ヴァッフェル菓子対決!京都の千寿せんべいと鎌倉の鎌倉せんべいの違い!
京都の鼓月「千寿せんべい」 vs 鎌倉の宗家 吉兆庵「鎌倉せんべい」
手土産としてのお菓子として、”ヴァッフェル”というものを聞いたことがあるでしょうか?
それはドイツ語での訳は、ワッフルの意味となります。
実際に日本で見かけるヴァッフェルとうのは、洋風せんべいのことで、ギザギザの凹凸があるクッキーのような生地せんべい2枚の間に、クリームが挟まれているお菓子のことです。
百貨店やスーパーのお菓子・土産コーナーで見かけたことがあるのではないでしょうか?
今回、そのヴァッフェル菓子として有名な名前が2つあります。
それが、京都の老舗 鼓月で売られている「千寿せんべい」と鎌倉にある宗家 源吉兆庵で売られている「鎌倉せんべい」です。
今回、その違いを紹介します。
1.千寿せんべい (京都 鼓月)
「鼓月」は京都にいくつかある有名な老舗和菓子店の一つです。
その鼓月の代表菓子が「千寿せんべい」で、京都では誰もが知る有名過ぎるお菓子です。
いわゆるヴァッフェル菓子です。
クッキー生地の洋風せんべい2枚の間にクリームが挟まれていて、そのせんべいのギザギザの形が特徴です。
そのヴァッフェル菓子「千寿せんべい」を鼓月は昭和38年に作られたそうで、ヴァッフェル菓子の元祖ではないでしょうか。
昔から変わらない味で、クッキー生地のせんべいにシュガークリームが挟まれたシンプルで美味しい味です。
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2.鎌倉せんべい (鎌倉 宗家 源吉兆庵)
鎌倉せんべいは、千寿せんべい同様ヴァッフェル菓子で、千寿せんべいと見た目は殆ど同じです。
個別包装が透明で外からお菓子が見えるデザインも似ていて、白字で商品名が記載されている点も同じです。
お菓子自体の見た目も区別が難しいです。
しかし、食感と味が少し異なります。
洋風せんべいのクッキー生地の中に、和風せんべいの芳ばしさを感じます。
食べている時に、まるでほうじ茶を飲んでいるかのような感じになります。
和洋折衷ではあるのですが、少しだけ和風よりかと。
【まとめ】千寿せんべいと鎌倉せんべいの違い
「千寿せんべい」も「鎌倉せんべい」も、どちらもヴァッフェル菓子としては、似ていてとても美味しいです。
サクサクのクッキー生地の洋風せんべいが他のお菓子では味わえない味で、一度食べると忘れられない味です。
違いは、鎌倉せんべいの方が、和風の米せんべいのような芳ばしさが感じられるという点のみです。
若干の違いだけなので、人それぞれ好み次第ですが、個人的には「鎌倉せんべい」の方が今では好きです。
京都生まれの私にとっては、千寿せんべいが慣れ親しく、これまでたくさん食べてきたためか、鎌倉せんべいの若干の味の違いが斬新に感じられたためかもしれません。